妊娠中は、昔からの間違った考え方で「2人分、食べなければならない」と過食を正当化する傾向があります。
そして、どうしても、おなかがすくようになりますので、ついつい、食べすぎてしまう妊婦さんが多いのですが、肥満になってしまうと、子供のためにもよくありません。
肥満になると、インスリンの働きが低下してしまう上、妊娠中に起こる、食事の好みの変化、また、間食の多さなども、血糖値をあげることになります。
治療法としては、やはり、食事と運動を中心に生活習慣を改善していき、必要に応じて、インスリン注射も行います。
妊婦で糖尿病になってしまったかたは、食事の内容を書き留めておく、食後、血糖値を計って記録しておくことをしましょう。
妊娠糖尿病の発見で、それまでの食生活を改善して無事に出産したケースは多いです。
妊娠糖尿病は、放置しないこと、適切な治療をすることが赤ちゃんのためにも大切なのです。
それから、働き盛りである、中年層の人が糖尿病を発病するケースも目立って増加していますので、糖尿病を発病しないように、正しい生活習慣を送ることが大切です。
高齢者の場合は、糖尿病をいつ発症したのか、年数によっても治療方法や対処が違ってきます。
かつて糖尿病と言えば、50代から60代で発症する方が多かったです。
ですが、最近では働き盛りの30代でも糖尿病になりやすい体質の方が増えました。
それもこれも、生活習慣の悪さが原因となり、肥満体質の方が増えたことも関係しています。