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カテゴリー:糖尿病 症状 原因

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    2017/06/08

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  • 糖尿病の症状(7)

    血糖値の高さが原因で現れる症状の多くは、血糖値がとくに高くない健康なかたであっても、同じような症状が出る場合がありますから、本当にその区別は難しいです。ですが、 ...

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    2017/05/30

    糖尿病 症状 原因

糖尿病の予防

糖尿病 症状 原因

糖尿病は、遺伝的要素が強い病気ではありますが、だからといって、親族に糖尿病のかたがいらしても、まったくなんともないかたもいらっしゃいます。

と、言うことは、何かしら糖尿病になりやすい体質を遺伝で受け継いでいるとしても、その後の生活習慣によっては、糖尿病を発症しなくても済むのだ、ということでもありますね。

遺伝的な要素はあっても、それだけが原因で誰もが糖尿病になるわけではありませんので、まずは安心してください。

それでは、どのような事に気を付ければ、糖尿病になりにくいのでしょう。

やはり、真っ先に気を付けるべきことは、食事と運動でしょう。

油っこいものや、甘いものを多く摂る食生活もちろんのこと、炭水化物やタンパク質でさえ、食べ過ぎはいけません。

なにしろ、糖尿病の症状が出てくる人の多くは肥満のかただからです。

糖尿病になってしまいますと、今度はそのようなかたも痩せてくるのですが、初期の段階では肥満のかたが多いです。

肥満というのは食生活が原因なわけで、好きなものばかり食べていたり、毎食、お腹いっぱいになるまで食べているためにそうなってしまうのです。

糖尿病になりますと厳しい食事制限もついてまわりますから、お好きなものが食べられなくなってしまいますよ。

また、そのようなかたに限って、運動もほとんどしていません。

運動どころか、家と会社の往復だけが身体を動かす唯一の時間となっているかたも多いです。

特別な運動でなくとも、歩く距離を延ばしていつもより早足で歩くなど、そのようなことで良いのです。

少し血糖値が高めだと言われたかたは、今すぐにでもこれらのことを実行しましょう。

なんらかの症状が表に出るころには、もう遅いということを忘れないようにしてください。

糖尿病からくる合併症(7)

糖尿病 症状 原因

あなたの周りや、お知り合いのかたの中に、糖尿病が原因で手足を切断しなければならなくなった、というかたがいらっしゃいませんか。

または、そのようなお話を、お聞きになったことはございませんか。

初めてそのようなお話を聞いたかたは、大概、糖尿病というのは、ずいぶん恐ろしい病気なのだな、と思うそうです。

しかし、糖尿病の知識があまりないために、手足の切断と結びつかないかたも多いようです。

確かに、血糖値が高いことが、何故、手足を切断することになるのか、解りにくいことでしょう。

これは、やはり免疫が落ちてくることや、血液が血管をきちんと流れてゆかないことなどが、そもそもの原因となっています。

その結果、ほんのちょっとした皮膚の傷から細菌が入り込みますと、どんどん化膿してゆくようになるのです。

やがて皮下組織までも化膿して、最悪の場合は骨までもが腐ってしまいます。

生きているのに、手足が腐ってくるのは恐ろしいことですし、その症状はどんどん広がってゆきますから、切断という方法をとるよりほかに方法がなくなってしまいます。

この手足が腐ってゆく症状を「糖尿病性壊疽」と言います。

壊疽が発症しやすいのは、足が一番多いようです。

最初は、何やら黒っぽいあざのようなものが出来始めますので、今現在、そのようなものが足に出来ているかたは、すぐに病院へ行くことをお勧めいたします。

これもまた、発見が早ければ切断を免れることができるからです。

糖尿病からくる合併症(6)

糖尿病 症状 原因

血糖値が高い状態が続いて、糖尿病と診断されますと、やがて非常に感染症にかかりやすくなります。

これも合併症のひとつです。

何故、感染症にかかりやすくなるのかと申しますと、身体の免疫が弱まってくるからです。

通常、健康なかたが風邪にかかったとして、2~3日、風邪の症状で苦しんだとしても、やがて自然に回復に向かいます。

これは、免疫が正常に働いているお蔭なのですね。

しかしながら、糖尿病になってしまいますと、免疫がちゃんと働かなくなってしまうのです。

それが原因となって、さまざまな感染症にかかってしまうことになります。

たとえば、健康なかたには、なんてことのない風邪のような症状であっても、糖尿病のかたがかかってしまうと、いつまでも長引いてしまうことになるのです。

それが、高齢者のかたですと、風邪から肺炎になりやすく、命を落とす結果にもなり得ます。

また、健康なかたにとっては、まったく無害な菌であっても、糖尿病のかたにとっては害になってしまう細菌もあります。

免疫が弱るということは、そういうことなのです。

ですから、糖尿病そのものが原因で亡くなるかたよりも、こういった合併症が原因で亡くなるかたのほうが多いわけですね。

糖尿病になって、しっかりした治療を行わなければ、どなたでも合併症になってしまいますから、本当に注意が必要なのです。

自覚症状がないからといって油断してしまいますと、いずれ辛い思いをしたあげくに、命を落とします。

糖尿病からくる合併症(5)

糖尿病 症状 原因

糖尿病、つまり血糖値が高いことが原因で発症する合併症のうち、もっとも多くのかたに現れやすいものを「三大合併症」と言いますが、それ以外の合併症も多数、あります。

ある人には、三大合併症よりも、その他の合併症のほうが強い症状で出てくるかもしれません。

三大合併症以外の合併症でも、決して油断がならないものばかりですので、その他の合併症につきましても、よく覚えておいていただきたいと思います。

特に、現在、血糖値が高めのかたは、これから先、細心の注意を払うためにも読んでおいたほうが良いでしょう。

血糖値が高いということは、血液中に糖がたくさんありすぎて、細い血管を上手く血液が流れないということですから、それを考えますと、他に現れる症状もいくつか想像がつくのではないでしょうか。

まず一つには動脈硬化ですね。

動脈硬化は文字通り、動脈が硬化してゆくという症状の病気です。

硬化する原因となるのは、脂肪やコレステロールで、これらが血管の内壁に蓄積してゆくため、血管が硬くなってゆくのです。

硬くなるというのは、丈夫になるということではありませんよ。

柔軟性がなくなり、ちょっとした刺激が原因で切れやすくなってしまうということなのです。

脂肪やコレステロールでいっぱいの血液のなかに、さらに糖分が加わったなら、ただでさえ動脈硬化になりやすいのに、どんどん拍車がかかることになりますね。

そして、心臓や脳の血管が詰まったり、切れたりしたら大変なことになるのは、お分かりですね。

糖尿病の合併症はどれも本当に怖いです。

糖尿病からくる合併症(4)

糖尿病 症状 原因

血糖値が高いというのは、本当にたくさんの良くない症状を発症させます。

「糖尿病性神経障害」も、血糖値が高いことが原因で起こる三大合併症のひとつです。

神経障害と言われても、どのような症状であるのか、ちょっとピンと来ないのではないかと思います。

これは、末梢神経の伝達作用に障害が起こってしまう症状ですので、全身のあらゆる部分にさまざまな障害が発生します。

しかも、この神経障害が、三大合併症の中でももっとも早く症状として現れてきます。

なぜ、高血糖が原因で神経にまで障害が起こってくるのかと申しますと、やはり血管に障害が起きてくるからなのですね。

神経細胞に栄養を送っているのも血管なのですから、そこに障害が起こると、神経そのものにも障害が起きてくるのは想像がつきますね。

そして、血管内にはブドウ糖が有り余っているわけですが、それが「ソルビトール」というものに変化して、神経細胞にどんどんたまってゆくことになります。

そうしますと、今度はそれが原因となって神経細胞がちゃんと機能しなくなってしまうのです。

それが、糖尿病性神経障害と呼ばれる症状を引き起こすと言われています。

現在のところは、まだそうであると断言できるところまで研究が及んでいません。

確実な証明が出来ていないのですね。

ですが、血糖値が高ければ、やがて神経障害が発生しますので、どのような経路で起こるものであれ、高血糖にはくれぐれも注意しなくてはなりません。

糖尿病からくる合併症(3)

糖尿病 症状 原因

糖尿病にかかるとやがて発症する合併症の中でも、とくに多くのかたに発症するものを「三大合併症」と呼んでいますが、今回はその中から「糖尿病性腎症」についてお話することにいたしましょう。

糖尿病性腎症というのは、その文字からもお分かりの通り、腎臓に障害が起こってきます。

網膜と同じように、腎臓もまた細い血管がたくさん集まっている臓器ですので、血糖値が高い状態が続くことが原因となって血管を血液が流れにくくなったり、詰まってしまったりという症状が起こってくるのです。

ですが、この症状は通常、とてもゆっくりと進行してゆきます。

腎症になってから30年前後くらいで腎不全になり、腎臓の機能が停止するという感じですね。

ですから、徐々に腎臓が蝕まれていることに気付かないことも多いです。

腎臓の機能が停止したからといっても、すぐに命が危ぶまれるわけではありません。

人工透析という方法がありますね。

現在、我が国で、この人工透析を行っているかたは、20万人以上もいらっしゃるそうです。

あなたのお知り合いにもいらっしゃいませんか。

どんなに大変であるか、お聞きになったことはないでしょうか。

本来であれば、腎臓がするべき仕事を機械でやってもらうのが人工透析なのです。

週に3~4日、一回3~5時間程度もかかるので、日常生活にも支障がでます。

血糖値が高いことが原因で、このような事にもなってしまうのですね。

しかし、早期の治療によって人工透析を免れることが出来ます。

とにかく早い発見のために、日々、身体の調子に注意を払ってください。

糖尿病からくる合併症(2)

糖尿病 症状 原因

血糖値が高くても、酷い症状が出ないからといって、たいしたことないとご自身で決めつけるのは本当に危険なことです。

血糖値が高い状態がしばらく続くようであれば、それはすでに糖尿病であり、糖尿病であるにもかかわらず、それを放っておきますと。

恐ろしい三大合併症の症状が表れてくるようになるでしょう。

最初は、三大合併症のうちのひとつの症状だけのかたもいらっしゃるでしょう。

最初から、三つの合併症、全ての症状が出てくるかたもいらっしゃるでしょう。

どれか、ひとつだけでも愕然とするような結果が待っているのです。

ひとつずつお話してゆくことにいたしましょう。

今回は「糖尿病性網膜症」についてです。

実は、成人してから失明するかたの原因のトップが、この「糖尿病性網膜症」です。

つまり、血糖値が高い状態を長い間、放っておきますと、やがて失明する可能性が高いということです。

糖尿病と診断されてから15年以上たっているかたがたの半数程度は、網膜に異常が見られるそうです。

どうして血糖値が高いことが原因で、網膜に異常をきたすのか説明してゆきましょう。

網膜という部分には、無数の細い血管が通っていますが、血糖値が高いということは、血液の中に糖分が多量に含まれているということですから、どろどろした血液が細い血管を流れてゆくのが困難になってゆくのです。

血液の流れが止まってしまったり、出血を招くこともあるでしょう。

そして、やがて網膜剥離という状態になり、ついには失明へと悪化してゆきます。

せめてもの救いなのは、糖尿病性網膜症は、進行がゆっくりだということですね。

糖尿病からくる合併症(1)

糖尿病 症状 原因

糖尿病になると、合併症が怖いということは、あなたも一度くらい耳にしたことがありますでしょう。

それは紛れもない事実です。

血糖値が高いことが原因の症状は数多くありますが、まだそれほど大打撃というほどの症状ではないと思います。

だからこそ、たいしたことないだろうと、あまり重要視せず、そのまま放っておくかたもまた多いのです。

ところが、放っておくと症状は回復するどころか、どんどん悪い方に進行してしまい、ついには合併症を引き起こしてしまいます。

合併症の症状は、どなたにとりましても、かなりの大打撃であろうと思われます。

ですから、合併症にならないためにも、早期発見と早期治療が大切なのです。

糖尿病の合併症は、大きく二つに分けられます。

ひとつは、「急性合併症」と言われるもので、急に重い症状が発症して、そのままどんどん進行し、極めて短期間で死に至る危険もあるという非常に怖いタイプ。

もうひとつは「慢性合併症」と言われるもので、時間をかけてゆっくりと進行してゆくタイプです。

また、糖尿病の合併症は、もっとも発症する確率が高い合併症を指して「三大合併症」と言われています。

当然ながら、どれも血糖値が高い状態を放っておくことが原因で発症します。

ひとつは、「糖尿病性網膜症」と言われるもので、目に症状が表れます。

もうひとつは、「糖尿病性腎症」と言われるもので、腎臓に症状が表れます。

さらにもうひとつは、「糖尿病性神経障害」と言われるもので、神経に症状が表れます。

糖尿病の症状(7)

糖尿病 症状 原因

血糖値の高さが原因で現れる症状の多くは、血糖値がとくに高くない健康なかたであっても、同じような症状が出る場合がありますから、本当にその区別は難しいです。

ですが、糖尿病の症状はたったひとつだけが表れてくるわけではなく、あれもこれも同時に出てくる場合が多いので、ご自身のことでもありますから、いつもと違うと少しでも感じたのなら、よく注意を払っていてください。

さて、血糖値が高いことが原因となって出てくる症状のひとつとして、細菌などに感染しやすくなるということも挙げられます。

風邪をひきやすくなるのはもちろんのこと、膀胱炎などにもなりやすくなります。

そして、目に見えてわかりやすいのは、皮膚にさまざまな症状が表れます。

たとえば、それまで出来たことがなかったような、おできが出来たり、虫刺されでもないのに、あちらこちらが痒くなったりという症状ですね。

さらには、ちょっとした傷がなかなか治らなくて、そのうち化膿してしまったり、足に潰瘍が出来るかたもいらっしゃいます。

手や足に水泡が出来るかたもいらっしゃいますし、下腿に橙色の斑点が出来てくるかたもいらっしゃいます。

急に赤ら顔になるかたもいらっしゃいます。

そして、一旦このような症状が出てまいりますと、治りにくくもなってきます。

この治りにくいこと自体も、糖尿病の症状のひとつです。

これだけ挙げた中でも、心当たりがあるかたが、いらっしゃるのではないでしょうか。

もし、どれかひとつでも当てはまるようでしたら、すぐに病院で検査をしてみることをお勧めします。

糖尿病の症状(6)

糖尿病 症状 原因

糖尿病になって血糖値が高い状態が継続しますと、血液の流れが悪くなってきます。

血液の流れが悪くなってくるのを放置しておきますと、症状はどんどん悪化し、合併症を引き起こします。

合併症につきましてはのちほどまた詳しく説明いたしますが、とにかく血液の流れはいつもサラサラでスムーズにしておくべきものなのです。

血糖値が高いということは、血液の中に非常にたくさんのブドウ糖が存在しているということになります。

本来、健康な時の私たちの身体は、食物を取り入れますとまず、胃で分解されてブドウ糖という栄養分が生成されます。

それは、腸から吸収されて血液中へと出てゆき、体中を巡りながら、各細胞へと行きわたるわけなのですが、日々の生活習慣の乱れなどが原因となって、ブドウ糖が血液中に多量に余ってしまうようになります。

これが、俗に言う血糖値の高い状態、つまり糖尿病なのですが、想像がつきますように、血液中にブドウ糖が多量に存在しているということは、どろどろ状態で流れが悪くなっているのですね。

細い血管の中を、どろどろの血液が流れるところを想像してみてください。

どう考えてもスムーズではなく、途中で止まってしまうこともあるでしょうし、一部分は固まって詰まってしまうこともあるでしょう。

血管が詰まることが原因の症状というと、あなたはどんなものが思い浮かびますか。

まずは、手足の先まで血液が行き渡らずに、常時、痺れや冷えがつきまといます。

また、その他の合併症がどんどん出てきて、身体がボロボロになってゆくでしょう。

もしも心臓や脳の血管が詰まってしまったり、切れてしまったりしたら、命を落とす可能性もグンと高くなります。