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カテゴリー:糖尿病 治療

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  • 糖尿病の合併症その3

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    2017/05/10

    糖尿病 治療

糖尿病の合併症その3

糖尿病 治療

特に目の病気は、糖尿病が長く続いた患者さんに多く起こっています。

私の知り合いでも、糖尿病を長く治療中の方がいますが、最終的には、目がかなり悪くなってきました。

年齢のせいもあるでしょうが、今はほとんど目が見えていないようで、生活にとても困っている様子です。

目の治療も出来ず、視力が著しく低下したまま、日常生活をしています。

このように、糖尿病は、症状が進むと目に、いろいろな影響が出てきますが、網膜症や、白内障などが合併症としていちばん多いものです。

網膜症は、網膜の細い血管の中に、小さなコブが出来てしまったり、出血が起きたりして、視力が著しく悪くなる病気です。

糖尿病の治療で、この網膜症を防ぐためには、正しい治療を受けることはもちろんですが、細小血管の病変を変化させてしまうような要素があるほかの病気、例えば、高血圧などもちゃんと治療することが大切です。

心臓病の中で、糖尿病と最も関係のあるものは、冠状動脈硬化です。

この動脈硬化があると、狭心症、また、心筋梗塞が起きやすくなります。

日本人は、もともと高血圧の方が多いですが、糖尿病になってしまうと、通常よりも高血圧が起きやすい体になります。

ですから、動脈硬化に高血圧が合わさると、脳卒中が起きやすくなります。

そして、糖尿病を治療している方が、脳卒中になってしまうケースにおきましては、ほとんどが脳出血ではなく、脳血栓なのです。

脳血栓は、脳梗塞、また、脳軟化症があげられます。

糖尿病の合併症その2

糖尿病 治療

2型の糖尿患者であっても、病状が進んでしまうと、インスリンの分泌量が減ることがあります。

また、体がインスリンへの抵抗性を持ってしまって、抵抗性が高くなることで、血糖も高くなるケースがあります。

体内のこのようなインスリン不足状態に加え、風邪などの病気をしたり、暴飲暴食をしたり、ストレスがたまったりして、血糖が著しく高くなると、意識を失います。

これが糖尿病性昏睡です。

人間は、風邪を引いたり、ストレスが与えられたりすると、それらに対抗するため、エネルギーが必要となります。

エネルギーが必要になった体は、肝臓を働かせて、糖を作って、血糖値を上げようとします。

こうして、血糖値が高くなり、元気になろうとしているのです。

これは、もともと体が持っている、自分で自分を治療しようとする自然な反応です。

糖尿病を治療中で、インスリンが足りない状況であっても、血糖は上がろうとしています。

ですから、糖尿病の方では、糖がどんどん溜まっていく高血糖の事態に陥るのです。

インスリンが発見されてから、意識を失うという、この合併症は激減しています。

糖尿病性昏睡が減ってきた代わりに増えてきた合併症が、血管合併症です。

この病気は、比較的、大きな動脈に対して起こる、みなさんもよくご存知の病気の動脈硬化と、細い動脈に起こる、細小血管症があります。

血管病変は、目の病気になって出てきたり、心臓病になったり、高血圧になったり、腎症になったりします。

また、神経障害や、皮膚病なども糖尿病の合併症です。

糖尿病の合併症その1

糖尿病 治療

糖尿病は、初期の段階では特に自覚できるような症状も見られませんが、治療を受けずにどんどん経過してしまうと、やがて、いろいろな合併症が起こります。

最悪なケースでは、そのために死亡する方もいらっしゃるようです。

また、死亡にはいたらないにしろ、普通の生活ができなくなったり、社会活動ができなくなったりする方もいらっしゃいます。

ですから、糖尿病を甘く見ず、きちんと、治療を受けることが大事なのです。

きちんと、治療をしていれば、悪化せずに、合併症も起こらないで済む方も多いですし、合併症が出たとしても、それが悪化せずに済みます。

糖尿病の中で、一番、恐ろしい合併症と言えば、糖尿病性昏睡です。

高血糖の状態が続くと、昏睡状態に陥る場合がありますが、これは、1型糖尿病の方ですと、インスリンの量を急激に減らした際や、中止した際に起こります。

1型糖尿病の方は、インスリンが分泌されにくいので、インスリン治療を受けている方が多いですが、そのインスリンの量は、血糖値の変化などを見て、医師がそれぞれに合った量を指示しています。

このインスリンの量を、自分で勝手に減らしたり、勝手な判断で、中止したり、そうなると、当然、血糖値が高くなります。

また、2型糖尿病の方では、病気が進行してしまい、インスリンが出なくなったり、インスリンの働きが悪くなったりした際に、糖尿病性昏睡が起こります。

ある程度、普段から、体の中でインスリンの分泌があるのは、2型糖尿病の方の特徴です。

糖尿病の症状その4

糖尿病 治療

糖尿病の症状が重いと、だるさは比例しますから、いっそう、だるさは激しくなります。

ですから、とにかくだるくて横になっていたり、一日中、ごろごろしていたり、普段の生活にも支障が出てきてきます。

階段なども膝がガクガクしてしまい、上れなくなることもあります。

体がだるいことは、気温の変化や季節的なことも関係しているでしょうが、病気が原因になっているケースも多いです。

糖尿病だけでなくほかの疾患の恐れもありますので、素人判断をせずに受診してみることが大切ですね。

どのような疾患であれ、治療が早期の段階でスタートさせられることは良いことなのですから。

それから、糖尿病の方は体重にも変化が見られるようになります。

糖尿病は、肥満の方が発病しやすいと言われていますが、いったん、糖尿病になると、やせてくる傾向があります。

食欲が進むこともあるので、はじめのうちは太ってしまう方もいますが、太ると、その分、インスリンの需要量が増しますので、インスリン不足がますます進み、症状が悪化するでしょう。

このようにご紹介したような症状が自分に当てはまれば、早めに病院で検査を受けましょう。

特に自分が肥満体質であったり、身内で糖尿病の方がいたり、発症する因子がある方は、十分に気をつけなければなりません。

自分の体調管理を普段から、しっかりしておいて、少しでもおかしいところがないか、常にチェックしておきたいものです。

糖尿病にかかったら、少しでも早く治療を始めて、症状が重くなることをストップさせなければなりません。

糖尿病の症状その3

糖尿病 治療

このような、喉の渇く症状は、糖尿病の症状のなかでも、比較的、早い時期に起こるものですので、この段階で、何かおかしいと思って受診できれば良いですね。

喉の渇きから、糖尿病だとわかれば、かなり早期の段階で、治療を開始することが可能になります。

喉の渇きが異常なほど起こると感じている方は、すぐにでも病院で診てもらいましょう。

それから、糖尿病の方は、食欲が進むようになります。

食欲が盛んになり、過食の傾向が強くなります。

そして、いくら食べてもおなかがすくようになります。

もりもりと、食べられるくらいですから、自分は健康だと思う方が多く、治療を必要としているなんて思ってもいないでしょう。

「最近、食欲が出てきた」と思っても、この点で受診しようとは思わない方がほとんどなので、糖尿病の発見も遅れてしまいます。

私たちはよく「食べられなくなったら病気」、そう思っているので、食欲が増進することで病院に行こうとは思いませんよね。

症状が重くなってからは、治療も大変ですので、食欲が増進したり、甘いものをやたら食べたくなったりした場合、糖尿病かもしれませんから、病院で検査してもらいましょう。

糖尿病になっていると、甘いものを食べたくなります。

糖尿病は、甘いものばかりを食べ過ぎて発症すると勘違いしている方も多いですが、その逆であり、糖尿病になったから、甘いものを欲しているのです。

それから、糖尿病になると、体にだるさを感じるようになります。

いつも体がなんとなくだるい、何もする気力が起こらない、気持ちが上がってこない、このような脱力感は、糖尿病の特徴です。

糖尿病の症状その2

糖尿病 治療

糖尿病の症状は、徐々に、体中、いろいろな場所に現れてきます。

糖尿病の症状が軽い場合、本人も見過ごしてしまうものです。

ひどくならないと気がつかないため、治療も遅れてしまいます。

ですから、肥満の方など、糖尿病になりやすい人は、中年以後、特に症状がなくても、定期的に診断を受けたほうが良いでしょう。

また、親が糖尿病の方などは、遺伝する可能性も強いので、積極的に定期健診を受けるようにして早期、発見と早期、治療に努めてください。

では、糖尿病だと自分でわかるような症状としては、どのようなものがあるのでしょうか。

排尿の回数や量が多くなることです。

尿に糖が排泄される際、血液中の水分を尿に引き寄せます。

ですから、糖尿病にかかると、排尿の回数が増えて、同時に尿の量も増えます。

そして、夜間に、何度も起きてトイレに行くようになります。

また、尿の中にはブドウ糖が出ますので、尿に独特な臭いがしたり、泡立ちが目立ってきたりするようになるでしょう。

糖尿病も、他の病気も、治療は早いほうが良いに決まっていますので、トイレがやたらと近くなったり、量が増えたり、臭いがしたり、そんな症状に思い当たる方は、早めに受診しましょう。

それから、糖尿病になると、尿の量が多くなるので、とにかく、喉が渇くようになります。

水分補給は通常の方でもまめに行うものですが、糖尿病になると、異常なくらい、水やお茶を飲むようになるそうです。

1日中、水分補給を大量にするようになり、寝ている間なども、夜中に起きて、水を飲む方も多いようです。

糖尿病の症状その1

糖尿病 治療

糖尿病と言う病気は、はじめのうち自覚症状が出にくいと言われています。

症状がわかりやすければ、自分でも「何かおかしい、病気かもしれない」と思うので病院にも行くでしょうが、自覚症状がなければ、当然ながら、健康体だと思っていますから、みなさんも病院に行きませんよね。

そうなると、普段からの健康診断をきちんと受けていることが、いかに大切か、おわかりになると思います。

健康診断を受けると、自覚症状がなくても、血液検査などで、隠れた疾患が見つかります。

早期発見はやはり健康診断からです。

会社員の方などは、定期的に健康診断を受けているので、自分が糖尿病になってしまえば、それが検査結果として出るでしょう。

ですが、専業主婦やフリーターなどの方などは、健康診断を受ける機会が、なかなかありませんので、自分で積極的に受けに行くことが大切です。

もちろん、糖尿病だけでなく、様々な病気も初期段階で見つかれば、治療を早く始められ、その結果、重症にならずにすむケースも多いのです。

このように考えると、健康診断、人間ドッグを受けることは、とても大切で、普段から、自分の体は自分で責任を持って、チェックし、悪いところが見つかれば、早めに治療することが大切だと思います。

さて、糖尿病の初期ごろには、全く症状がないので、糖尿病にかかっていても、本人はまったく気が付かず、普段と変わらない生活を続けるでしょう。

もちろん、食事に気をつけることもないと思います。

糖尿病の食事療法その4

糖尿病 治療

しかも、それまでの摂取カロリーから大幅にダウンさせると、体も慣れていないので、どうしても体がついていけず、だるくなるでしょう。

このようなことから、食事療法を始めても、1週間くらいでやめてしまう方が多いのです。

これでは糖尿病の治療にはなりませんよね。

治療を続けるためには、ダイエットと一緒で、自分の強い意志が大切ですが、それを見守る家族の存在や、協力も大切です。

本人が食事療法を続けられるように、周囲の人も最大限に協力してあげる必要があります。

最初の苦しい時期を乗り越えられて、体重の減少に繋がれば、だるさも空腹感もなくなり、本人も気分がよくなってくるでしょう。

ですから、そこまでは周囲の協力もお願いしてみましょう。

食事の回数ですが、糖尿病を治療中の方も、やはり、1日3回の食事が望ましいです。

回数を減らして、2食にするようなことはいけませんし、間食は避けなければなりません。

どうしても間食をしてしまったら、次の食事は、その分、ご飯を減らしましょう。

糖尿病の治療中であっても、水は自由に飲めますから、空腹感は水で紛らわします。

体重が減ってくる速度ですが、最初の1年間は、週に1キロくらい順調に落ちるでしょうが、その後は、落ち方も減ってきます。

そして、最終的に標準体重に達したところで、維持するための食事に切り替えましょう。

維持食事においては、仕事量や、生活、環境によって違いますので、病院で相談してみるとよいでしょう。

糖尿病の食事療法その3

糖尿病 治療

アルコール類も、糖尿病に悪いと思っている方がいますが、ビール1本は、だいたいご飯1杯分のカロリーです。

日本酒1合も、だいたいご飯1杯のカロリーなので、それを考えてみれば、アルコール類は好きなものを適量に飲んでも大丈夫でしょう。

摂取カロリーさえクリアしていれば、すべて、それらをアルコールでまかなうということはNGですが、食事に取り入れることも可能です。

体に良いというものでも、量が多すぎれば体に悪いものになります。

何より、糖尿病の食事療法は、長く続けなければなりません。

中には、一生、続けなければならない治療方法になっている方もいらっしゃいます。

例えば、アルコールはダメだと、制限し過ぎて無理をすると、ストレスがたまってしまいます。

偏食にならないように、栄養バランスに気をつけ、摂取カロリーに気をつければ、糖尿病の治療中であっても、好きなものも食べることが出来るのです。

それまで、好きなように、好きなだけ食べてきた人は、糖尿病の治療を開始すると、すぐに減食療法をしなければならなくなります。

糖尿病の食事療法では、最初、標準体重にするまで減食療法が行われ、その後、維持食事と続きます。

糖尿病の治療には、患者を標準体重まで戻すことが、とても有効なので、減食療法は避けられないものです。

ですが、どうしても、治療を開始したはじめのうちは、量が食べたりないでしょう。

常に、空腹感が激しくあるかもしれません。

言ってみれば、糖尿病の治療と、ダイエットは同じことをしているので、そのつらさも想像がつくと思います。

糖尿病の食事療法その2

糖尿病 治療

例えば、体重が60キロの方であれば、1800キロカロリーとなりますので、それを目安に食事を取るようにします。

その人にとっての必要カロリーが決まれば、80キロカロリー1単位とした計算も出来ます。

糖尿病患者の方が、治療方法として、食事療法をするのなら、また、糖尿病を予防したいのなら、この必要カロリーを単位に換算する方法を使っても良いでしょう。

1600キロカロリーの人なら、20単位ということになり、食品をそれだけ当てはめて考えればよいのです。

なぜながら、私たちの身の回りの食品は、カロリーが80で割り切れる食べ物が多いためです。

そこで、カロリーで言い表すよりも、簡単に単位の数字で言い表した方が覚えやすいし、計算しやすいためです。

ご飯1杯は2単位であり、卵は1個あたり1単位、それから、バナナ1本は1単位と言う感じで覚えることができます。

計算が面倒な方はこのような単位で数える方法を使ってみると、糖尿病の食事療法に役立つと思います。

糖尿病の治療方法として知られている、食事療法ですが、これについて誤解している方が多いポイントがあります。

それは、糖尿病の治療のために食べてよいもの、食べてはいけないものがあると誤解していることです。

糖尿病に良いと言われている食品をたくさん食べたり、そればかり食べたり、糖尿病に悪いと言われているものを避けたり、食べなかったり、このようなことが糖尿病の食事療法だと誤解している方がいらっしゃいます。