若い人でも腰痛持ちの人はたくさんいます。
原因は明確ではなくても腰痛を改善するためにストレッチをしてみませんか。
多くの慢性的な腰痛の改善ができるでしょう。
ただ、ストレッチをしても、改善の兆しが見られない場合は別の原因があると考えられますから病院で検査をしてもらうことが大切です。
腰痛改善のストレッチは腰を回すことがメインとなります。
立った姿勢では腰に負担をかけますから、横になった姿勢でストレッチをするようにしましょう。
具体的なストレッチのやり方はインターネットなどで調べるとすぐにわかります。
代表的なストレッチとしては仰向けになって、足を左右に動かすことです。
腰の部分が十分に回転するようにしましょう。
もちろん、スピードを付けて勢いよく回すのではなく、ゆっくりと無理せず回してください。
背骨が伸びて、気持ちよくなるはずです。
日常は立った姿勢で仕事をすることが多いですから、このようなストレッチは腰痛改善効果が高いでしょう。
ただ、横になるストレッチができるのは自宅に帰ってくつろいでからだけです。
仕事中や台所で食事の用意をしている時にできるストレッチがおすすめです。
意識的にストレッチをするのではなく、日ごろの生活習慣を変えることで腰痛改善ができる場合もあります。
中腰にならないようにするとか、重いものを持ち上げる時は気を付けると言ったことです。
姿勢が悪いと腰痛になると知っていますから。
ストレッチをすることで姿勢の悪さも改善できるはずです。
腰痛を改善するための方法として薬を飲む方法があります。
どのような場合に、どのような薬を飲めばいいのでしょうか。
病院で処方される薬や薬局で市販されている薬もあります。
市販されている薬をいくつかを紹介しましょう。
もちろん、薬だけで改善すればいいのですが、改善の兆しがない場合は整形外科で診察してもらうことが大切です。
ある時期から腰痛が始まった場合、その原因が自分でわからないのであれば、何らかの病気になっていることも否定できません。
癌が原因で腰痛が発生することも稀ではありません。
薬局で市販されている腰痛の薬は基本的に痛み止めです。
対処療法に過ぎませんから、過度の期待はすべきではありません。
アセトアミノフェンは幼児でも服用できる薬になっています。
炎症を抑える効果はあまり強くないため、即効性はないでしょう。
アスピリンはポピュラーな名前ですが、腰痛に限らない一般的な痛み止めです。
ただし、別の薬を飲んでいる人は併用できないケースがありますので注意が必要です。
特に血液をサラサラにする薬が要注意です。
痛み止めの薬を飲む時は自分が持っている病気との関連を調べておきましょう。
病気によって飲むべきではないケースもたくさんあるからです。
痛み止めの薬は腰痛だけではなく、全身に作用します。
そのため影響が大きいのです。
一般的な湿布薬や塗り薬は特定の患部に体外から作用させるものです。
これで治る腰痛は、無理な姿勢による筋肉疲労の場合だけでしょう。
腰痛を改善するためには体操を適度にして、同じ姿勢を続けないことが大切だと言われています。
確かに体操をすることで腰痛が改善する場合もたくさんあります。
しかし、原因によっては変化がない人もいるのです。
そのような人は原因の追究をするのではなく、別の手段で改善することを考えましょう。
その一つが食事です。
食生活を変えることで腰痛が改善することがあるのです。
腰痛を改善するために背骨の周りの筋肉を鍛えるといいと言われています。
しかし、十分な栄養を摂らずに運動だけをしても、筋肉を付けることができません。
筋肉の元となる食材を積極的に摂るようにしましょう。
力を付けるための食材をパワーフードと言います。
どのようなものがパワーフードなのでしょうか。
一般的なファーストフードはすべてパワーフードにはなりません。
つまり、健康に良くないと言うことです。
炭水化物がエネルギーの元ですが、同じ炭水化物でも複数の材料で作られた複合炭水化物が重要なのです。
具体的にはご飯や、うどん、スパゲティなどの麺類です。
ビタミンとミネラルも大事ですね。
これらの栄養素はパワーフードからエネルギーを取り出す役割を担っています。
野菜や果物もいいですね。
このように考えるとバランスの取れた食事をすればいいことがわかります。
それから、重要なのは食事の回数です。
1日中仕事をしている人は、3度の食事ではなく5度の食事をおすすめします。
もちろん、2食はおやつの時間です。
気軽に食べられる栄養価の高いものを食べましょう。
腰痛で悩んでいる人の多くが痛みのために歩くことを避けるようになります。
もちろん、ぎっくり腰などは立ち上がることさえできない激痛です。
しかし、腰痛を改善するために歩くことがいいと言われているのも事実です。
腰痛になると痛いため歩かなくなり、それがさらに腰痛を悪化させてしまうのです。
したがって、少し痛みを感じても歩くことを習慣づけることが大切です。
症状によって歩く時間や距離は加減しなければなりません。
また、この場合の腰痛とは慢性的なもので原因も特定できていない場合です。
病気などが原因の場合は運動が逆効果となってしまうこともありますから注意が必要ですね。
さて、腰痛改善の歩き方です。
ただ歩くのではなくポイントを押さえることが大切です。
背中を伸ばして姿勢よくしてから、歩くことが大切です。
歩く時間は毎日15分でいいでしょう。
運動として散歩をしているわけではありませんから、汗をかくほどの運動量は不要です。
時間よりも姿勢が大切であることが実験の結果明らかになっています。
歩いている時は自分の姿勢に注意を払いましょう。
そこに集中すれば、腰痛のことを考えずに済むからです。
痛みを感じなければ、スムーズに歩くことができます。
それによってだんだんと改善していくのです。
歩くことを義務だと思うのではなく、楽しみだと思うことも大事です。
気持ちが腰痛を改善してくれるのです。
ただ、自己判断するのは危険です。
整形外科などで一度診察してもらうことを忘れないようにしてください。