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    インスリン依存型の糖尿病は、別の言い方として「若年性糖尿病」と呼ばれることもあります。インスリン非依存型の糖尿病の場合、一般的に中年以降の人々が発症することが多 ...

    2017/05/23

    糖尿病 症状 原因

インスリン依存型

糖尿病 症状 原因

インスリン依存型の糖尿病は、別の言い方として「若年性糖尿病」と呼ばれることもあります。

インスリン非依存型の糖尿病の場合、一般的に中年以降の人々が発症することが多いのですが、インスリン依存型のほうは、とても若いうちから糖尿病になってしまうのです。

10代でもなりますよ。

あなたの身近にもいらっしゃいませんか。

若いのに糖尿病だと聞いて驚いたことはありませんか。

そのようなかたがたは、インスリン依存型の糖尿病なのです。

中には、年を取ってからインスリン依存型の糖尿病になってしまうかたもいらっしゃいます。

こちらの糖尿病は、インスリンがほとんどない状態になってしまうのが原因で発症します。

インスリンというのは、膵臓のランゲルハンス島という場所にあるβ細胞で作られているのですが、ウイルスなどの原因によってβ細胞が破壊されてしまうことがあります。

そういたしますと、インスリンはほとんど作られなくなってしまい、その結果が糖尿病になるということなのです。

インスリン非依存型の糖尿病のほうも、結果的にはインスリンに問題があるので、どちらの糖尿病も「糖尿病」という名前がついているとおり、同じ症状が発生します。

ただ、インスリン依存型のほうはインスリンを作る細胞が壊れているので、もう作ることは出来ないのですが、その代わり、外部からインスリンを投与してあげることで、問題なく生活することができます。

そうすることで様々な症状もちゃんと緩和されます。

糖尿病には二種類のタイプがある

糖尿病 症状 原因

糖尿病とひとくちに申しましても、実は二種類のタイプがあるということをご存じでしたか。

ほとんどのタイプが「インスリン非依存型」と言われるタイプで、こちらは我が国の糖尿病と言われるかたの95%を占めています。

一方、ほんの5%程度ではありますが、「インスリン依存型」というタイプの糖尿病のかたもいらっしゃいます。

これら二種類の糖尿病は、結果的に同じ症状になるのですが、なにが異なっているのかと申しますと、その原因にあります。

インスリン非依存型のほうは、遺伝的要素が強く、食生活など生活習慣の乱れが加わることが発症の原因となっています。

一方、5%のインスリン依存型のほうは、原因も比較的珍しく、膵β細胞のウイルスに感染することや、自己免疫によって発症します。

たった5%とは申しましても、日本の糖尿病患者の数から考えますと、かなりの人数になりますし、あなたがこちらには入らないという保証もありませんから、覚えておいて損はないでしょう。

どちらも糖尿病ですから、やがて出てくる症状は同じわけですが、原因が異なると言うことはその治療法が異なってきますね。

原因に合わせた対処が必要になるからです。

インスリン非依存型のほうのかたは、遺伝的な要素に加えて、不規則な生活習慣が原因となっていますから、まずは規則正しい生活をすることが治療の第一歩となります。

とくに食生活、そして運動ですね。

糖尿病初期のころでしたら、その部分を医師の指示通りにするだけでも、だいぶ改善が見られますよ。

インスリン依存型のかたは、食生活の乱れなどが原因となっているわけではありませんので、すぐにもインスリン注射が必要となります。