血糖値が高いというのは、本当にたくさんの良くない症状を発症させます。
「糖尿病性神経障害」も、血糖値が高いことが原因で起こる三大合併症のひとつです。
神経障害と言われても、どのような症状であるのか、ちょっとピンと来ないのではないかと思います。
これは、末梢神経の伝達作用に障害が起こってしまう症状ですので、全身のあらゆる部分にさまざまな障害が発生します。
しかも、この神経障害が、三大合併症の中でももっとも早く症状として現れてきます。
なぜ、高血糖が原因で神経にまで障害が起こってくるのかと申しますと、やはり血管に障害が起きてくるからなのですね。
神経細胞に栄養を送っているのも血管なのですから、そこに障害が起こると、神経そのものにも障害が起きてくるのは想像がつきますね。
そして、血管内にはブドウ糖が有り余っているわけですが、それが「ソルビトール」というものに変化して、神経細胞にどんどんたまってゆくことになります。
そうしますと、今度はそれが原因となって神経細胞がちゃんと機能しなくなってしまうのです。
それが、糖尿病性神経障害と呼ばれる症状を引き起こすと言われています。
現在のところは、まだそうであると断言できるところまで研究が及んでいません。
確実な証明が出来ていないのですね。
ですが、血糖値が高ければ、やがて神経障害が発生しますので、どのような経路で起こるものであれ、高血糖にはくれぐれも注意しなくてはなりません。