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    2017/05/24

    糖尿病 症状 原因

糖尿病の症状(3)

糖尿病 症状 原因

糖尿病の症状の中で、血糖値が高くなるのが原因で出てくる症状は、なかなか気づきにくいものが多いですが、ご自身の身体に表れる症状ですので、少し気を付けていれば、普段と違っていることに、必ず気付くはずです。

今回、ご紹介する症状もそうです。

血糖値が高くなりますと、非常に疲れやすいという症状が表れます。

少し身体を動かすのもだるくて仕方のない感じです。

この場合でも、多くのかたがたが、普段の仕事疲れが原因であるとか、年とってきたのが原因であるとか思ってしまうのですね。

しかし、いつもの疲労であれば、一日ゆっくり休養することで、だいぶ回復することも多いのですが、血糖値が高いのが原因で疲労を感じる場合には、いくら休んでもなかなか回復することがありません。

それで、なにかおかしいなと気づいてくれれば良いのですが。

どうして、血糖値が高くなると疲れやすくなるのかと申しますと、尿の中に体内にある重要な成分が、どんどん溶けだしていってしまうからなのです。

通常、糖尿病と聞きますと、その名前から察しをつけて、尿の中に糖分がどんどん出て行ってしまう病気というように捉えられる場合が多いですが、これは正確ではありません。

もちろん糖も排出されるのですが、排出されない場合もありますし、糖以外に骨を形成しているカルシウムなども溶けてゆきますし、少量でも身体にとって非常に重要な働きをしているミネラルなども排出されてゆきます。

その結果、脳にいく血液が減少し、頭の働きも鈍くなると同時に、全身がだるいような症状が出てくることになります。

糖尿病の症状(2)

糖尿病 症状 原因

糖尿病の症状には、血糖値が高いことが原因で起こる症状と、それを放置したことが原因で起こる合併症との二種類がありますが、今回は、血糖値が高いことが原因となって起こる症状についてお話したいと思います。

血糖値が高いということが、まず糖尿病の初期段階からの症状のひとつですが、このときに身体に起こってくる変化というのは、とりたてて酷いものではありませんので、一般的には気付きにくいです。

たとえば、あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、非常に喉が渇きやすくなります。

いつも水分が不足気味のかたは、気が付きにくいかもしれませんが、今までめったに喉が渇くということがなかったにもかかわらず、喉の渇きが気になってくるようでしたら、要注意です。

また、喉が渇いて仕方がないので、水分をたくさん摂るようになりますから、その分、お手洗いに行く回数も増えます。

何故、血糖値が高くなると喉が渇くのかと申しますと、血糖値が高いという状態は、血液に含まれる糖の濃度が濃すぎるため、身体はそれを薄めようとして水分を欲するのです。

身体はちゃんと警告を出してくれているようなものなのですね。

この症状は、明らかに普段と異なっているにもかかわらず、単に塩辛いものを食べたからだろうとか、暑いからだろうとかで、あまり気にしないかたもいらっしゃいますが、一日だけでおさまるものでもありませんから、何日も続くようでしたら、必ず病院へ行ってみてください。

糖尿病の症状(1)

糖尿病 症状 原因

糖尿病の症状はひとつだけではありません。

糖尿病になりはじめますと、さまざまな症状が出てくるのですが、しかし最初のうち、それらはとくに珍しいものでもなく、痛みなどの耐えがたい不快感が伴うわけでもありませんので、ほとんどのかたが気付くことないまま時間が経ってしまいます。

ですが、よく観察していれば、ご自身でも、なにかいつもとちょっと違うな、という感じはするはずなのです。

そう感じた時に、気のせいだと決めつけずに、念のためであっても病院で検査をしてみることをお勧めいたします。

さて、それでは今回は、糖尿病の症状についてお話いたしましょう。

糖尿病の直接的な原因となるのは、インスリンの不足、もしくはインスリンの働きが弱いということです。

糖尿病の初期段階におきましては、糖尿病そのものの症状、つまり血糖値が高いことが原因となる症状が現れます。

そして、そこで気付かずにそのまま放っておきますと、今度は合併症といって、血糖値が高いままで放置されてしまったことが原因で発生してくる症状というものもあります。

どちらも、糖尿病にはつきものの症状ですが、初期段階の症状でおかしいな、と気づけば、まだそこで食事療法や運動療法などにより回復の見込みはかなりあります。

これは、インスリン非依存型糖尿病の場合ですね。

合併症が起こってくる段階まで進みますと、回復はなかなか厳しいものとなるでしょう。

そして、大変、つらいことなのですが、合併症として出てくる症状は、悲観的にならざるを得ないものが多いです。

だからこそ、糖尿病と診断される以前から、食生活には気を付けなくてはならないのです。

インスリン非依存型の種類

糖尿病 症状 原因

糖尿病には「インスリン依存型糖尿病」と「インスリン非依存型糖尿病」の二種類があるのですが、インスリン非依存型糖尿病のほうは、原因によってさらに細分化することが出来ます。

・インスリンの分泌が不足気味であるタイプ
・インスリンそのものの働きが弱いタイプ
・インスリン受容体の働きが弱いタイプ
この3パターンに分類されます。

インスリンの分泌が不足気味であるという場合、外部からインスリンを補ってあげることで通常通りの生活をすることが出来ます。

なんらかの原因があってインスリンが不足し、糖尿病の症状が出てくるわけですが、膵臓のランゲルハンス島が破壊されていないかぎり、再び正常なインスリンが分泌される可能性もありますので、あまり悲観的になる必要はないでしょう。

インスリンそのものの働きが弱い場合もあります。

しかし、それでもインスリンは分泌されていますので、全く出ないよりはまだマシでしょう。

こちらも、インスリンを補うことで症状は治まります。

また、インスリン受容体の働きが弱い場合もあります。

インスリンとこのインスリン受容体とが結合しなくては、きちんとブドウ糖を取り込めませんから、受容体の働きが弱いのは困りものです。

糖尿病の原因は、長いことインスリン不足が主だと考えられていましたが、最近では、インスリン不足以上に、インスリンの働きが弱いことや、インスリン受容体の働きが弱いことのほうが重要視されるようになってきています。