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  • 糖尿病の症状(1)

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    糖尿病 症状 原因

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    2017/05/22

    糖尿病 症状 原因

糖尿病の症状(1)

糖尿病 症状 原因

糖尿病の症状はひとつだけではありません。

糖尿病になりはじめますと、さまざまな症状が出てくるのですが、しかし最初のうち、それらはとくに珍しいものでもなく、痛みなどの耐えがたい不快感が伴うわけでもありませんので、ほとんどのかたが気付くことないまま時間が経ってしまいます。

ですが、よく観察していれば、ご自身でも、なにかいつもとちょっと違うな、という感じはするはずなのです。

そう感じた時に、気のせいだと決めつけずに、念のためであっても病院で検査をしてみることをお勧めいたします。

さて、それでは今回は、糖尿病の症状についてお話いたしましょう。

糖尿病の直接的な原因となるのは、インスリンの不足、もしくはインスリンの働きが弱いということです。

糖尿病の初期段階におきましては、糖尿病そのものの症状、つまり血糖値が高いことが原因となる症状が現れます。

そして、そこで気付かずにそのまま放っておきますと、今度は合併症といって、血糖値が高いままで放置されてしまったことが原因で発生してくる症状というものもあります。

どちらも、糖尿病にはつきものの症状ですが、初期段階の症状でおかしいな、と気づけば、まだそこで食事療法や運動療法などにより回復の見込みはかなりあります。

これは、インスリン非依存型糖尿病の場合ですね。

合併症が起こってくる段階まで進みますと、回復はなかなか厳しいものとなるでしょう。

そして、大変、つらいことなのですが、合併症として出てくる症状は、悲観的にならざるを得ないものが多いです。

だからこそ、糖尿病と診断される以前から、食生活には気を付けなくてはならないのです。

インスリン非依存型の種類

糖尿病 症状 原因

糖尿病には「インスリン依存型糖尿病」と「インスリン非依存型糖尿病」の二種類があるのですが、インスリン非依存型糖尿病のほうは、原因によってさらに細分化することが出来ます。

・インスリンの分泌が不足気味であるタイプ
・インスリンそのものの働きが弱いタイプ
・インスリン受容体の働きが弱いタイプ
この3パターンに分類されます。

インスリンの分泌が不足気味であるという場合、外部からインスリンを補ってあげることで通常通りの生活をすることが出来ます。

なんらかの原因があってインスリンが不足し、糖尿病の症状が出てくるわけですが、膵臓のランゲルハンス島が破壊されていないかぎり、再び正常なインスリンが分泌される可能性もありますので、あまり悲観的になる必要はないでしょう。

インスリンそのものの働きが弱い場合もあります。

しかし、それでもインスリンは分泌されていますので、全く出ないよりはまだマシでしょう。

こちらも、インスリンを補うことで症状は治まります。

また、インスリン受容体の働きが弱い場合もあります。

インスリンとこのインスリン受容体とが結合しなくては、きちんとブドウ糖を取り込めませんから、受容体の働きが弱いのは困りものです。

糖尿病の原因は、長いことインスリン不足が主だと考えられていましたが、最近では、インスリン不足以上に、インスリンの働きが弱いことや、インスリン受容体の働きが弱いことのほうが重要視されるようになってきています。

インスリン依存型

糖尿病 症状 原因

インスリン依存型の糖尿病は、別の言い方として「若年性糖尿病」と呼ばれることもあります。

インスリン非依存型の糖尿病の場合、一般的に中年以降の人々が発症することが多いのですが、インスリン依存型のほうは、とても若いうちから糖尿病になってしまうのです。

10代でもなりますよ。

あなたの身近にもいらっしゃいませんか。

若いのに糖尿病だと聞いて驚いたことはありませんか。

そのようなかたがたは、インスリン依存型の糖尿病なのです。

中には、年を取ってからインスリン依存型の糖尿病になってしまうかたもいらっしゃいます。

こちらの糖尿病は、インスリンがほとんどない状態になってしまうのが原因で発症します。

インスリンというのは、膵臓のランゲルハンス島という場所にあるβ細胞で作られているのですが、ウイルスなどの原因によってβ細胞が破壊されてしまうことがあります。

そういたしますと、インスリンはほとんど作られなくなってしまい、その結果が糖尿病になるということなのです。

インスリン非依存型の糖尿病のほうも、結果的にはインスリンに問題があるので、どちらの糖尿病も「糖尿病」という名前がついているとおり、同じ症状が発生します。

ただ、インスリン依存型のほうはインスリンを作る細胞が壊れているので、もう作ることは出来ないのですが、その代わり、外部からインスリンを投与してあげることで、問題なく生活することができます。

そうすることで様々な症状もちゃんと緩和されます。

インスリン非依存型

糖尿病 症状 原因

糖尿病には二種類のタイプがあり、ひとつはインスリン非依存型と言われるタイプです。

今回は、糖尿病のほとんどのかたが占めるこちらのタイプについて、もう少々詳しいお話をいたしましょう。

インスリン非依存型というのは、別の言い方では「2型糖尿病」とも言われます。

ご家族のどなたかが糖尿病であった場合に発症する確率は高いです。

しかしながら、必ず発症するというわけでもありません。

あくまでも糖尿病になりやすい体質が遺伝するということですので、そのようなかたは、生活をできるだけ規則正しく心がけることをお勧めいたします。

とくに、一番の原因だと思われる食生活には注意を払わなくてはいけません。

併せて運動不足も糖尿病になりやすい主な原因の一つとされています。

2型糖尿病のかたは、肥満のかたも多いのですが、痩せているかたも決して少なくはありません。

糖尿病の患者と聞くと、肥満体質のかたと決めつけるかたが未だに多いようですが、痩せているかたでも発症しますし、太っていても糖尿病になってから、急激に痩せるかたも多いです。

年齢的には中年以降のかたが多いですね。

年齢を重ねることで、身体のいろいろな機能が衰えてゆく中、飲食の量が若いころと変わらないままであったり、いつまでも油っこいものなどカロリーの高いものばかり食べていたりしますと、糖尿病になる危険性が高まります。

しかも最初のうちは何の症状も現れませんから怖いのです。

ですが、自覚症状はなくとも、基本的な健康診断で血糖値がわかりますから、それで発覚するかたも多いです。