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    2017/05/01

    糖尿病 治療

糖尿病と食事その2

糖尿病 治療

体に良いものばかりなら、沢山の量を食べてもよいのかと言えば、そうではないのです。

「食べ過ぎずに適切な量を食べる」ということは、血中の糖分のバランスがちょうど良くなります。

ですから、血糖値が気になっている方、糖尿病を治療している方にとって、毎回の食事で気をつけなければならないことは、「食べ過ぎずに適切な量を守る」ということです。

それから、1日3食をきちんと食べることは、実は糖尿病患者にとって、とても大切なことなのです。

これは健康な生活をしている方にとって、当たり前のことでしょうが、糖尿病を治療中の方は、食事を1回、抜いてしまうと、次に食べる際に、血糖値が急激に上がってしまいます。

ですから、食事を抜くことは、糖尿病を悪化させてしまう原因となっています。

食事を抜くこともダメですが、食事と食事の間隔が、ひどく開きすぎてしまうと、肥満に繋がります。

食事の時間が開きすぎると、当たり前の話ですが、体が空腹状態になります。

空腹状態の体に、いきなり食べ物を入れると、体はどうなるでしょうか。

体は、次の食事まで、また間隔が開くと思い、それまでにエネルギーをたくさん蓄えようとします。

結果、食事の量はたいしたことがなくても、より多くのエネルギーを蓄え、皮下脂肪がつき、やがて、肥満となります。

仕事の関係で、お昼ご飯が夕方になったり、夕食が夜中になったりする方もいらっしゃいますが、不規則な時間に食べることは、このように体がエネルギーを溜め込みやすくなり、肥満に繋がるのです。

糖尿病と食事その1

糖尿病 治療

糖尿病になってしまったら、治療を続けることはとても大切であり、それと同時に、食事も改善していかなければなりません。

糖尿病を予防するためにも、治療のためにも、それまでの間違った食事をしてきた方は、その食事自体を変えることも、とても有効なのです。

特に栄養バランスやカロリーを気にせず、好きなものだけを食べていた人は、ここで、思い切ってその食事と決別する必要があるでしょう。

今の日本は、外食産業も盛んで、一歩外に出れば、コンビニや24時間営業のレストランもあり、食べるものには不自由しませんよね。

ですから、ついつい手軽なインスタント食品ばかり食べてしまう方もいらっしゃるでしょうし、ファーストフードなどの栄養を考えていないメニューばかり食べている方も多いと思います。

それに油っぽい食事ばかり、好んで食べている方も中にはいらっしゃると思います。

このように、外食やインスタント食品などを、メインの食事としていた方は、糖尿病になったことで、食事の内容をがらりと変えなければなりません。

そうしないと、せっかく糖尿病の治療を続けても、食事が乱れていれば、意味がなくなります。

そして、何を食べたらよいのかと言うこと以外にも、糖尿病の方は、食事で気をつけなければならない点がいくつかあります。

どのようなものを食べるということも、糖尿病の治療中の方にとっては、もちろん、大切なことですが、ほかにも「適切な食事の量」を守ることも大切です。

糖尿病とは続き

糖尿病 治療

人の体にはインスリンと呼ばれているホルモンがあり、このインスリンがすい臓から分泌されています。

通常、健康な方でしたら、食事をしたときに体内で作られるブドウ糖、アミノ酸などが、体内で吸収されると、すい臓から自動的にインスリンが出てきます。

インスリンが働くと、血液に入ってきたブドウ糖は筋肉組織などにも取り込まれるようになります。

このことで、血糖値が一定以上にならないように調節してくれるのです。

インスリンの量が、悪い生活習慣の積み重ねによって、もしくは、突然の異常によって、減少するケースがあります。

また、上手く機能しないようになり、と糖尿病になってしまいます。

インスリンが血糖値を下げると言う本来の機能が弱くなって、血糖値が高いままになる病気が糖尿病なのです。

ですから、糖尿病になったら、薬で治療する方法や、インスリン注射をする治療方法が行われています。

また、糖尿病が元となり、やがては様々な症状が体中に出てきてしまう病気でもありますので、治療も多方面に渡ってしまいますから、そうなってからでは遅いですよね。

普段から出来る限り、自分で予防しておかなければなりません。

主婦の方でしたら、旦那さんが糖尿病にならないような食事を作ってあげたり、一人暮らしの方でも、ジャンクフードばかり食べないように気をつけたりと、普段の食生活に気をつけましょう。

食生活を正すことは、糖尿病だけでなく、他の病気を予防するためにも、とても大切なことです。

糖尿病の合併症その4

糖尿病 治療

命に関わる大きな病気を、糖尿病が引き起こすのですから、やはり、糖尿病を軽く考えず、治療はきちんと受けるべきでしょう。

それから、糖尿病は腎臓の病気も引き起こします。

糖尿病患者の方のうち、20パーセントの方が、たんぱく尿が出るそうです。

たんぱく尿が出るということは、糖尿病患者においては、腎臓に異常があると考えます。

糖尿病によって、腎臓に病変を起こしていた病気として、糖尿病性腎症、また、ネフローゼ症候群などがあげられます。

そして、糖尿病に特有な腎臓の病気としては、糖尿病性糸球体硬化症があり、症状は浮腫や、たんぱく尿、高血圧などです。

また、糖尿病の合併症で神経障害もあります。

30パーセント異常の方が神経痛を訴えたり、手足のしびれ、ピリピリ感、また、感触が鈍ったり、足の裏がほてったりするようです。

このように、糖尿病で神経の障害が発生したものを、糖尿病性神経障害と呼んでいます。

ほかにも、糖尿病を放置しておけば、合併症として、肺結核や、皮膚病にもかかりやすくなります。

湿疹、またずれ、掻痒症、おできなどの皮膚病です。

それから、脂肪肝や、胆嚢炎、耳下腺の腫腸、また、歯槽膿漏、性欲の減退などの症状も出るようです。

糖尿病だと診断された方は、糖尿病がそれだけで終わらずに、他の疾患を引き起こさないよう、きちんと治療を続けて行きたいものです。

場合によっては、日常生活が不自由になるばかりでなく、最悪、死亡してしまう方もいますので、そう考えると糖尿病は軽く見てはいけない病気なのです。